1947-11-05 第1回国会 衆議院 本会議 第54号 もちろん、わが國は講和会議までございまして、賠償金その他將來における戰爭の責任の義務の遂行につきまして未だ明らかでありませんがゆえに、独立国家なみの公債問題を考えることは不可能でございますし、かつ遠慮すべきであると思うのでありまするが、前第二段あるいは第三段において質問いたしましたように、政府の出資生産資金並びに国家再建の長期計画に要する費用は、特殊なる公債政策によつても差支えないのではないか。 西村榮一